November 21, 2015

【旬のお笑い】白目むいて「ピスタチオですっ!」…女子高生も子供もノックアウト ウケずに険悪になり、解散寸前になったことも http://www.sankei.com/premium/news/151121/prm1511210024-n1.html
>2015.11.21 08:00更新
382fefcd.jpgピスタチオの(左から)伊地知大樹と小澤慎一朗=11月9日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影) http://www.sankei.com/images/news/151121/prm1511210024-p1.jpg
>白目ネタで今年ブレークしたお笑いコンビのピスタチオ。「キモい」とも言われる白目芸は今や完成の域に達してきたが、このネタは、解散を決めて最後のつもりで組んだお笑いライブ当日に、半ばやけくそで作ったものという。何がウケるか分からないものだが、このネタとともに急上昇、この年末年始も大忙しだ。(兼松康)
>「売れていない頃は、ウケないのを互いに相手のせいにして。悪い循環に陥って、解散しようということになったんです」
>髪形がセンター分けの伊地知大樹(30)と、七三分けの小澤慎一郎(27)は、ともにそう振り返る。
>コンビを組んで1年は、「凝ったわけでもなく、当たり障りのない漫才」、その後は「変なキャラクターや意味のないキャラクターを演じるコント」を始めてみたが、「ダダすべりだった」と伊地知は苦笑する。
>「ライブでネタをやるときは楽しいけど、月に1度、それも1分程度。客席でちょっとニヤニヤされたぐらいで『今日はウケたね』と話すぐらいで、このコンビでやっても売れねえな、と思ってました」(伊地知)と解散に向けた流れは強さを増していった。
>そして迎えた24年8月のライブ。コンビ仲は最悪の状況に陥り、解散を決定。互いにネタも作らずに会場入りした。楽屋で小澤がネタを作ったが、気に入らなかった伊地知が30分ぐらいでネタを書いた。そのときに気付いたのが小澤の髪形。ニット帽をかぶって会場入りした小澤の頭に変な分け目がついていた。「お前、気持ち悪いな。そのままいけよ」と、しゃべり方もあえて気持ち悪くしてネタ合わせすると、面白かったという。小澤は伊地知の髪形にも分け目を付けさせ、舞台に登場。それが会場でウケた。キモい話し方で漫才をしていて2人とも、時折、白目になったが、当初はそれほど意識してやっていなかったという。
>エンディングで出演者が舞台に勢ぞろいした際も、他の出演者が話しているのに観客の視線が自分たちの方を向き、ザワザワしていた。他の出演者の話にうなずくだけでクスクスと笑いが起きていたという。
>司会者も「なんで白目むくの?」とイジってきた。小澤が「むいておりませんっ!」と白目をむいて返すと、さらに会場がわいた。
>「いいな」。手応えを感じた2人は終了後、「次のライブもこれで行こう!」。解散の話はどこかに吹き飛んでいた。
>その後、月に2、3本とはいえ、営業も入るようになり、ライブ会場でも「ちょっと変な面白い奴がいるぞ」と話題になってきた。それでも「(一般には)すっごいお笑いマニアが知っているぐらいだった」といい、すぐに仕事がなくなってしまう恐怖感もあった。
>それが、昨年末に「アメトーーク」(テレビ朝日系)の企画「ザキヤマ&フジモンがパクリたい−1GP」に出演し、白目ネタは見事に優勝。一気にブレークした。
>ブレークを実感したのは今年4月に九州の競艇場で行った営業ライブ。タクシーを降り、会場の関係者入り口に向かうわずか20〜30メートルの道に女子高生などファンが殺到。「警備員がいないと進めなくて。帰りも写真やサインを求める人の10分の1ぐらいに対応しただけで、タクシーに乗るまで30分以上かかった」という。

ナイツの塙が、自分達目当てで来てくれたお客さん以外の人にもウケる事こそが大事で、そのためには自主ライヴばっかりやってちゃダメだとインタヴューで喋ってた事があったが、
賞レースで勝てない芸人は内輪ネタしかやってない、それはネタじゃない「ナイツ」塙宣之に聞く2 - エキレビ! http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20130528/E1369677194459.html
その運命のライヴだって、おそらく芸人主催のものだろう、中心というか「核」だった芸人にとっては既にホームとなってるが、ピスタチオの二人にとってはそうではなかった、ライヴ側からすると単なる員数合わせだったろう。そんな期待されてなかった二人が、ホームランとまではいかないまでもヒットを飛ばせて、もちろんツキもあったろうが、そのツキをちゃんと拾えてモノに出来たんだから、やっぱり大したもんだ。でもってライヴシーンで注目浴びる異色コンビとして業界視聴率も高いテレ朝『アメトーーク!』にブッキングされるや人気芸人にハマって、それだっていわゆる一発屋家芸人まではいかない0.5発屋ぐらいか…って自覚でいたら競艇場なんていう、営業慣れしてない芸人だったら大して期待もしてない場所で大歓迎を受ける、そりゃあ嬉しいだろうなあ。開催の瀬戸際からの奇跡のブレイク、いやお見事、立派なもんだわさ(´∀`)

ブレイキング・ポイント+2
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アーティスト:フレディ・ハバード
販売元:ユニバーサル
発売日:2015-03-24

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