November 14, 2015

【甘口辛口】「日本の騎手はまだまだダメ」 “美しくない騎乗”が横行する現状 http://www.sanspo.com/etc/news/20151113/amk15111305000001-n1.html
>2015.11.13 05:00
>中山競馬場近くにある故野平祐二元調教師の自宅は「野平サロン」と呼ばれていた。競馬が開催される日曜日には、レースが終わると佐野洋、山口瞳、寺山修司、虫明亜呂無、本田靖春、大橋巨泉ら作家や文化人、馬主や騎手が集まって競馬談議に花を咲かせたからだ。
>そんな野平サロンの様子を岡部幸雄元騎手と週刊ギャロップ初代編集長の芹澤邦雄さんが8日、東京競馬場のJRA競馬博物館のイベントで語った。「玄関は来客の靴であふれていた。野平邸に呼ばれるのが夢で、声が掛かったのは騎手になって10年」と岡部さん。芹澤さんは「長手綱でもリズムをつかんで馬とコンタクトを取れるのが一流の騎手、と祐ちゃんは話していた」。
>「“祐ちゃんの長手綱”と最初に書いたのは自分。祐ちゃんが乗ると、馬が興奮しないし行きたがらない」とは、イベントにビデオ出演した大橋巨泉さん。それについて岡部さんは「長手綱ではあるけれど、手綱がぶらんぶらんではない。『きれいに乗って、きれいに勝て』と言われた」。
>今のレースを見ていると、「美しく乗ろう」と思っている騎手は少数派のようだ。直線で馬を追っているときも手綱はぶらんぶらん。ダンスみたいに馬上でお尻を上下にトントンさせて追っている騎手が多い。
>野平さんの薫陶を受けた故後藤浩輝騎手は「“お尻トントン”はムチと同じように刺激を受けるから馬が動くけど、腰が悪くなるなど馬への負担が大きい。なにより美しくない」と批判的だった。
>“美しくない騎乗”が横行している現状に対し野平さんは、9日に急死した芹澤さんとともに「日本の騎手はまだまだダメ」と天国で嘆いていることだろう。(鈴木学)
>(紙面から)

ずいぶん一方的な物言いだな。テレ朝『ロンドンハーツ』で、企画でカンニング竹山が女装した事があったが、
f4817909.jpg(拾い画像)
アフリカ系の男性からすると絶世の美女なのだそうな。美醜の感覚はそれぞれで、だからあの尻トントンだって見方によっては美しいと取る人がいてもおかしくはないだろうに。
 いやまあこれは理屈で、俺だって岡部のフォームは美しいとは思う(野平祐二のそれは、さすがに俺も現役時を知らない)。敢えて誰とは言わないが、尻トントンと馬を追う動きとがチグハグで、逆に引っ張り殺してるように見える騎手がいるのも確かだ。でも岩田康誠や川田将雅のようにそれで勝ちまくってる騎手もいる、それは1ヶでも上の着順を目指して遮二無二追うために見た目の美しさを捨てたのであって、それを「機能美」と言う事だって出来るだろう。そもそも野平の言う「きれいに乗って、きれいに勝て」なる言葉は『勝て』に主眼がある筈だ。どんなに騎乗フォームが綺麗でも、そのせいで着順が悪くなってちゃ本末転倒だ。後藤浩輝は「尻トントンは馬への負担が大きい」と批判的だったそうだが、それこそ馬の能力を余すところなく引き出してる事の証左ではないか。福永洋一だって、全盛期には「洋一が三回続けて乗ったら(能力を出し切って余力がなくなるため)馬が壊れる」と言われてたと言うし。何より競馬は馬券を買う客がいて初めて成り立つビジネスで、その立場からすれば、1ヶでも上の着順を目指す姿勢は評価されこそすれ非難される性質のものでは決してない。尻トントンを見苦しいと思うのは、主観だからそれは構わない。でもこう一方的に非難されるとちょっとなあ…( ´-`)y-~~~

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この記事へのコメント

1. Posted by とある育成場の騎乗者   February 04, 2016 12:15
お尻をトントンとするのは、育成場でも騎乗歴の浅い人がやってしまうことがあり、そのすぐあとに馬が背中を痛めてることが結構あるので、うつくしさ云々ではなく本登記やめてほしいです。

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