March 09, 2015

上野東京ライン、「漁夫の利」を得るのは? 3月14日開業!北関東と羽田が近くなる http://toyokeizai.net/articles/-/62566
>大坂 直樹おおさか なおき
>東洋経済 編集局記者
>生命保険会社勤務を経て2000年に当社入社。産業担当記者として小売り、自動車、化学など幅広い業界を取材。趣味が高じて鉄道、映画・アニメ系の記事は特に積極的に執筆。恒例の週刊東洋経済「鉄道特集号」では毎年企画・編集も担当。日本証券アナリスト協会検定会員
>2015年03月07日
>3月14日のダイヤ改正に合わせて、上野東京ラインがいよいよ開業する。これによって、宇都宮線・高崎線と東海道線の相互直通運転が始まり、常磐線が東京駅・品川駅に乗り入れることになる。
>北関東から上野東京ラインを走ってきた列車が東京駅以南で停車するのは新橋駅と品川駅。浜松町駅は通過してしまうのだ。つまり、羽田空港に向かう上野東京ラインの利用者は、浜松町駅発着のモノレールではなく、品川駅発着の京急を使うことが予想される。
>単に浜松町駅に止まらないから京急が有利というだけではない。
>たとえば、これまで常磐線の北千住駅から浜松町駅までは26分、品川駅までだと31分かかっていた。だが、上野東京ライン開業後は品川駅まで乗り換えがなくなるため、品川駅へは23分で着く。モノレールよりも京急のほうが羽田空港に早く到着する可能性が高まるのだ。
>高崎線や宇都宮線も同様だ。高崎駅や宇都宮駅も品川駅まで直通列車を利用すれば、7〜9分を要していた乗り換え時間がなくなるため、やはりモノレールよりも早く到着できる可能性が高くなる。
86fbf38f.jpg京急は赤羽などでラッピングバスを走らせてPRする http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/d/0/-/img_d0c6262e5bcc5bf20c8af511ce4a47f8418000.jpg
>京急はこのチャンスを最大限に生かすべく、常磐線の柏・松戸・北千住、高崎・宇都宮線の赤羽、浦和、大宮駅で集中的にPR活動を行い、キャンペーンポスターの掲示やラッピングバス、中吊り広告の実施など、認知度向上に努めている。
>現在、羽田空港へのアクセスにおける京急とモノレールのシェアは6対4程度で京急がリードしているとみられる。上野東京ライン開業後は、この差がさらに広がることは間違いない。東京モノレールの親会社がJR東日本であることを考えると、上野東京ラインの開業によって京急に塩を送る格好になるのは、何とも皮肉な話だ。

上野東京ライン建築の主目的は田町車両センターの土地活用にある…というのは散々報じられて来たが、本業であるところの鉄道部門に関して言えば、ライバルの京急に利益をみすみすくれてやってる構図なのは痛し痒しだな。まあモノレールはあくまでJR東日本の子会社に過ぎない、JR本体としちゃ関係ない…って強弁する事は可能だわな。
 上野東京ラインの開業は、対北関東という点で、人の流れを一変させるのは間違いない。3競オートももちろんそうで、他地区から羽田経由でいわき平や宇都宮、取手競輪に旅打ちする人が、京急で品川→JRで一本!と乗り換えが大幅に楽になる。選手が斡旋先に遠征するのもそうだ。乗客シフトで「京急混むわー('A`) 」っていうのを除けば長足の進歩だよな。やれめでたや(´∀`)

チェンジズ
チェンジズ

アーティスト:キース・ジャレット・トリオ
販売元:ユニバーサル ミュージック
発売日:2015-04-08

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