January 03, 2015

宇宙人へのメッセージ? 地上からは見えない東京の姿 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81331560V21C14A2000000/
>2015/1/3 6:30
>上空約500メートル。ヘリコプターから眼下を見下ろすと、ビルが立ち並び、まるでジオラマのように東京の街が広がる。しかし注意深く見てみると、室外機や給水タンクを備えた無機質なコンクリートの建物の屋上に、鮮やかな黄色い巨大な文字が点在していることに気が付いた。
94f74a95.jpg 屋上に不思議な模様が描かれている羽田小学校(東京都大田区) http://www.nikkei.com/content/pic/20150103/96958A9F889DEAE3E1E1E3E7E4E2E0E7E3E0E0E2E3E6E2E2E2E2E2E2-DSXMZO8132294025122014000001-PB1-14.jpg
>取材のため羽田空港からヘリで飛び立つと、建物の屋上に描かれた変わった模様と巨大な文字が視界を横切った。うずまきや黄色い蛍光色で「羽田小」。地上からは全く見ることができない。何のための“メッセージ”なのか小学校に聞いてみると、「うずまき模様は体育の授業などで使われていたが、文字の意味はちょっと」と首をかしげる。そこで大田区役所に問い合わせてみた。すると文字は「ヘリサイン」という飛行中のヘリパイロットに向けた目印だということが判明した。
>ヘリサインとは大規模災害時に救援ヘリが救助や物資の輸送の目印となる建物を識別できるよう東京都が設置を進めている。公共性が高く防災拠点となりうる学校、病院、消防署など、すでに都内の1135の建物屋上に描かれている。2015年度末までに1600施設に増やす方針だ。都の施設だけでなく各区市町村にも要請しているという。「2001年ごろに都営住宅へ設置したことが始まり」と東京都防災管理課の青柳稔さん。
>東京の新しいランドマーク「スカイツリー」。夏の隅田川花火大会や日食などの天体ショーでは、共演するシルエットがしばしば新聞に掲載される。地上から見ても存在感があるが、空から眺めると高さが一段と際立つ。ふと地上にカメラを向けると大きな文字がファインダーに飛び込んできた。「イチジク製薬」。
3a593cfd.jpg 下町の住宅街にあるイチジク製薬(東京都墨田区) http://www.nikkei.com/content/pic/20150103/96958A9F889DEAE3E1E1E3E7E4E2E0E7E3E0E0E2E3E6E2E2E2E2E2E2-DSXMZO8132304025122014000001-PB1-14.jpg
>創業から墨田区に本社を構えるイチジク製薬。スカイツリー開業時に社内でアイデアを募集、屋上広告に主力商品のパッケージデザインを採用した。「残念ながら医薬品なので商品の売り上げが伸びたという話はありません」と営業部企画課の三宅貴子さんは笑う。展望台と同じ高度から見ると文字は豆粒ほどの大きさになってしまうが、設置の際は社員が屋上に立ち展望台から実際に見えるか確認したそうだ。
>(写真部 沢井慎也)

高所からしか見えないもの、ってのは面白い。ヘリポートは普通に想像付くが、災害時に救援ヘリの目標建物になるように…って発想は言われてみればもっともだが、なかなか思い付かないものだ。それにも増して、高所から見下ろした時に解る広告って発想は全くなかった。普通にスカイツリー観光に来てて、これ見付けたら面白がるかギョッとするか。スカイツリーに限らず、東京タワーやサンシャイン60、あべのハルカスとかでももちろん、近所には何かしらあるんだろうし。
 飛行機の窓から中山や船橋競馬、京都競馬のコースを視認出来た事がある。高度がヘリとは違い過ぎるので文字までは無理だが、サイトや新聞でお馴染みコース概略図の本当にあのままで(←当たり前だが)感動する。あれを思うに連れ、ナスカの地上絵ってつくづく凄いよなと。人間技じゃないよなあ。感嘆('A`)

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