December 19, 2013

競輪選手会が分裂 村上、長塚ら18人が脱退 http://hochi.yomiuri.co.jp/gamble/keirin/news/20131218-OHT1T00194.htm
>競輪の最上位クラスに位置する18選手が一般社団法人「日本競輪選手会」を脱会することが18日、分かった。運営方針を巡って対立したとみられる。脱会の意向を固めている中には、ファンの支持を集める村上義弘、武田豊樹(ともに39)、五輪メダリストの長塚智広(35)ら競輪界を代表する選手も複数含まれている。19日午後、都内ホテルで記者会見を開き、理由を説明する。
>脱会の意向を固めている18人は、2012年に設立され、今年一般財団法人となった「SS11(エス・エス・イレブン)」に籍を移す方針。脱会した場合でもレースへの出場は可能だが、競輪選手は全国37都道府県にある選手会支部に所属して活動するのが慣例。選手会は選手への制裁などの強大な権限を有しており、今後、脱会を巡って選手会側が反発する可能性がある。
>脱会の最大の理由とされるのは、選手会の運営方針。選手は1回走るごとに1万500円を選手会に収め、この内7500円が退職金に充てられ、残りが年金などの共済金となる。だが、年金は2010年から支給が停止され、退職金も17年まで約20%カットする方針。「制度上すでに破綻している」との声は根強い。東日本大震災での支援活動を巡っても組織としての対応の遅れが指摘されていた。
>脱会するある選手は「お金の問題で選手会を出て行くのではない」と前置きした上で、「10年も前から制度自体に問題がある、と指摘していたのに手を打たなかった。選手会の今後のビジョンが見えてこない」と指摘。「2020年の東京五輪への態勢作りも急がないと、競輪のステータスも上がらない」と話した。別の選手は「時代遅れの競輪界を何とかしたい」と意欲を語った。選手の間では18人に同調する動きもあり、今後、脱会の流れが加速する可能性もある。
>◆脱会選手リスト 〈2〉村上義弘(京都)、〈3〉成田和也(福島)、〈5〉新田祐大(福島)、〈6〉長塚智広(茨城)、〈7〉平原康多(埼玉)、〈10〉佐藤友和(岩手)、〈11〉岡田征陽(東京)、〈12〉藤木裕(京都)、〈14〉山崎芳仁(福島)、〈16〉武田豊樹(茨城)、〈18〉川村晃司(京都)、〈21〉佐藤慎太郎(福島)、〈23〉伏見俊昭(福島)、〈24〉村上博幸(京都)、〈25〉牛山貴広(茨城)、〈27〉稲垣裕之(京都)、渡辺一成(福島)、小野大介(福島)
>※丸数字は賞金ランク、丸数字なしは50位圏外。武田は2002年ソルトレークシティー五輪スピードスケート代表。伏見、長塚は04年アテネ五輪銀メダリスト。渡辺、新田は12年ロンドン五輪出場
>◆日本競輪選手会 競輪選手を会員として、出場条件の確保や競技技術、資質の向上などを目的として1952年設立。会員数2690人。全国37ある支部の支部長から役員が選ばれる。現在の理事長は、佐久間重光(55)=三重=。
>(2013年12月19日06時05分 スポーツ報知)

晴天の霹靂ではあったのだが。

競輪を子供達が憧れる舞台に!東京五輪に向け村上義弘、武田豊樹等トップ競輪選手18人が選手会を退会 http://www.cycloch.net/2013/12/19/13514/
>Posted on: 2013.12.19
>19日、都内ホテルで記者会見が開かれ、現役競輪トップ選手18名が一般社団法人競輪選手会を退会し、財団法人SS11(エス・エス・イレブン)を母体とした新選手会へ移籍することを発表。東京オリンピック開催が決まった一方、衰退を続ける競輪界の現況を危惧し、トップ選手たち自らが大きな行動に移した。
0cef4696.jpg (左から平原康多,村上義弘,新田祐大,武田豊樹,長塚智広) http://www.cycloch.net/wp-content/uploads/2013/12/ss11.jpg
>会見には村上義弘、武田豊樹、長塚智広、新田祐大、平原康多の5人が登壇し、今回の移籍の経緯について語った。
>大きなきっかけは、今年9月に決まった2020年東京オリンピックの開催だった。世界一のビッグスポーツイベントの招致に成功し、機運が盛り上がる一方、オリンピック種目でもある「競輪」と世界の「ケイリン」との間に大きな差が生まれていることに警鐘が鳴らされていた。
>しかし、その差を埋めるような大きな施策が取られることはなかったため、選手たち自らの意思で活動ができるよう、新選手会をたちあげ、自転車の強化・普及活動も行える体制を整えることとなった。
>母体となる財団法人SS11は、2012年に被災地復興支援を目的に、選手たち自らが創設した団体で、アスリートたちによる復興支援チーム「チャリーズ」を結成し支援事業を行っている。
>また、その他にも自転車競技の強化・普及活動を行い、JKAに呼びかけてインターナショナルスタイルの競輪レースの開催を来年1月に行うこととなっている。
>ーー新選手会の主な活動内容
>■オリンピックに出場した経験を次の世代へ伝える活動(育成活動)
>■強化活動費用の捻出
>■世界に挑戦しやすい環境作り(国内レーススケジュールの調整など)
>■東京五輪時に建設予定の自転車競技施設の常設化へ向けた働きかけ
>新選手会への移籍に際して、会見に出席した選手たちは、それぞれの思いをコメントした。
>村上義弘(2012年賞金王/京都)
>「子供の頃に憧れた競輪が、今どんどん縮小してしまっている。もっと子供たちの憧れる夢の舞台であって欲しいと願って今回の移籍を決意した。」
>武田豊城(2012年最優秀選手/茨城)
>「競輪がどんどんダメになっていく姿をみて選手としてできることは何かということを考えた結果、今回の話へとつながった。」
>長塚智広(アテネ五輪銀メダリスト/茨城)
>「様々な使命を抱えた競輪ですが、2020年にむけて自転車を普及させることはさらに大きな使命。2020年には、ケイリンでメダルが独占できるように頑張っていきたい。」
>平原康多(G1通算3勝/埼玉)
>「子供たちの憧れる舞台を作っていきたい。」
>新田祐大(ロンドン五輪日本代表/福島)
>「僕が競輪選手になったのは、オリンピックでメダルを獲りたいという夢を持ったから。しかし、いまの状況では、出場はできてもメダル獲得は難しい。なんとか五輪でメダルをとりたい。」
>現状18人の移籍が発表されたが、他にも多数の賛同者がいるとされ、移籍の流れは今後も続くことが予想される。
>※チャリーズ ホームページ
http://charies.jp/

温度差が半端ない。報知のスクープは「カネではない」という脱会選手の言い分を紹介しつつも「いやカネだろ」と断じてる。片や脱退組の会見ではカネのカの字も出て来ない(実際には出てたが、シクロチャンネルが報じるに際し削った可能性もあるが)。あまりに両記事が乖離してて、といって他に情報もなし、現時点で勝手な妄想繰り広げて独りよがりな推測し意見を述べるのは早計、という印象しかない。

村上義、武田ら有力選手 選手会の新団体発足 http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/12/19/kiji/K20131219007231740.html
>競輪界をリードする村上義弘(京都)武田豊樹(茨城)両選手らが19日、東京都内のホテルで記者会見し、自身らを含むトップクラスの18選手が一般社団法人日本競輪選手会(会員約2700人)を同日付で退会し、選手会の新団体を発足させたと発表した。
>競輪を統括するJKAは今回の件に関し、新団体の選手のレース出走に支障はないとしている。
>[ 2013年12月19日 15:43 ]

これだけは確かなようだ。…グランプリまでに全容が明らかになるかねぇ('A`)?

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