June 01, 2012

スカイマーク「苦情は受け付けません」 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20120531-960286.html
>「機内での苦情は一切受け付けません」「丁寧な言葉遣いを当社客室乗務員に義務付けておりません」。航空会社のスカイマークは、乗客にサービスの簡略化などへの理解を求める内容の文書を、5月中旬から機内に備え付けた。
>国内の航空業界の常識とは百八十度異なる対応に「業界の評価を下げかねない」(航空大手幹部)と懸念する声が上がるなど波紋を呼んでいる。
>1998年に運航を始めた同社は、比較的安い運賃を武器に事業を展開。最近の格安航空会社(LCC)の相次ぐ参入で価格競争が激化するのは必至で、経費削減に伴う苦情増加に先手を打った、との見方もある。
>同社は機内の座席ポケットに備え付けた「サービスコンセプト」と題した文書で「従来の航空会社とは異なるスタイルで機内のサービスをしている」と訴えた。
>客室乗務員は荷物の収納を「援助しない」と表明、「接客は補助的なもの」だとして乗務員の私語などを容認した。服装は、会社支給のポロシャツなどの着用を義務付けている以外は、髪形やネイルアートも「自由」とした。苦情は同社のお客様相談センターか「消費生活センター」などに寄せるように呼び掛けた。
>スカイマークは狙いを「いろいろな問い合わせを受けたため、当社のコンセプトをあらためて明文化した」と説明した。
>ただ監督官庁の国土交通省は、安全上のトラブルが相次いだ同社に安全管理体制に不備があるとして、5月22日に厳重注意したばかり。関係者からは「安全性対策の強化を優先すべきだ」との批判も聞かれた。(共同)
>[2012年5月31日20時35分]

手持ちの『元祖テレビ屋大奮戦!/井原 高忠(文藝春秋社)』
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の中にこんなクダリが有る。

 >そういう言葉使っていいかどうか分かりませんが、後進国、後進国へ
  行けば行くほど、スチュワーデスが良家の子女になるんですね。
  だから発展途上国のスチュワーデスってのは、みんな良家の子女。
  文明国へ行くほど、“空飛ぶ女中”になっていく。だから、日本の
  スチュワーデスが女中になってきた、ってのは、日本が文明国に
  なったってことですよ、怒るだろうねえ、こんなこと書いたら。
  怒られたって俺はいいけど。
 >アメリカなんてほんとにヨボヨボのおばあさんですよ。国内線に
  乗ってごらんなさい。もう、アウシュヴィッツの女看守かガゴール
  妖婆みたいなのが出て来ちゃうからね、たまんない。

『スチュワーデス』は、今の言葉でいうところのフライトアテンダント。で、これにすっかり感化されてしまった俺は、アテンダントに対して特別な思い入れは持ってない。アテンダントの制服姿に対するある種コスプレ的持て囃し方とか、アテンダントを目指す青春ドラマの往年の作が上戸彩主演でリメイクされ結構な視聴率を取ったり、とかく日本人にはガラパゴス的航空会社有難がり方が敷衍してて、だからこそ

 >国内の航空業界の常識とは百八十度異なる対応に「業界の評価を下げ
  かねない」(航空大手幹部)と懸念する

となる訳だが、前述の通り俺には何の思い入れも無いし、ホテルや飲食店でも過剰なもてなしを鬱陶しく感じるクチなので、スカイマークの考えは過不足無い、むしろ好ましく映る。日本人の一部には過剰なまでの「お客様は神様です=だからワシ何してもエエけんね思想」が有るが、本来サーヴィス提供者と客はフィフティ・フィフティの関係であって、例えば安い居酒屋チェーンで過剰なまでにへりくだる店員に居丈高に振る舞う客なんつうのはお互い下品に映る(もちろん逆の、威張り散らす店主にヘーコラして食わさせて頂きますパターンもだ)。つか、全ての航空会社がそうなるというならいざ知らず一社だけだ、だからそれが気に入らないのなら他社を使えば良いだけの話だ。定期便がスカイマーク一社しか飛んでない茨城空港利用客で、かつ背が低いとか身体が不自由だという人には

 >客室乗務員は荷物の収納を「援助しない」と表明、「接客は補助的
  なもの」

っつうのは困るだろうが、それ以外に怒る謂われは無い。もちろん、安全運航が大前提だ。その上で、合理的に徹するというのであれば、大いに歓迎したい。…が。俺使う機会無いんだよなあ。旅打ちにはどうにも不便でねえ…('A`)

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