April 03, 2012

八百長:今度は競馬で疑惑浮上 暴力団も介入 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/03/2012040300431.html
>記事入力 : 2012/04/03 07:32
>野球やサッカー、バレーボールなどのプロスポーツ界で八百長事件が発覚したのに続き、競馬でも八百長疑惑が取り沙汰され、検察が捜査に乗り出した。今回は暴力団も介入していることが分かったという。
>大田地検瑞山支庁(ヤン・ブナム支庁長)は、八百長勝負をしたり内部情報を提供したりして暴力団から数千万ウォン(1000万ウォン=約73万円)の金品を受け取っていた疑い(韓国馬事会法違反)などで、韓国馬事会済州競馬公園所属の37歳、32歳、36歳の騎手3人を拘束したことを2日発表した。また、競走馬の調子や優勝予想馬などの内部情報を数千万ウォンで渡した疑いで、韓国馬事会所属の職員も拘束した。検察はこれより先、内部情報を手に入れ賭けをし、数千万ウォン以上を稼いでいた光州地域の暴力団員を拘束、取り調べていた。
>検察によると、37歳騎手は2008年12月から昨年9月にかけて、八百長勝負をする見返りなどとして暴力団員から25−35回にわたり2000万ウォン(約150万円)を受け取った疑いが持たれているという。32歳騎手は10年から昨年にかけて、この暴力団員から2300万ウォン(約170万円)相当の外車と現金1000万ウォンを受け取っていた疑い、36歳騎手も数千万ウォンの金品を受け取っていた疑いだ。
>検察は「騎手たちは1、2位になれる馬の走る速度をわざと遅くするなどの方法で八百長をしていたものとみられる。関与した騎手や暴力団員がほかにもいるかどうか確認しているところだ」と話している。韓国馬事会は先月、これらの騎手に対し出場停止処分を出していたことも分かった。
>瑞山= ウ・ジョンシク記者
>朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 >韓国馬事会所属の職員も拘束した

やりたい放題だな。でも

 >内部情報を手に入れ賭けをし、数千万ウォン以上を稼いでいた光州
  地域の暴力団員を拘束、取り調べていた

この暴力団員、純粋に馬券で儲けてたのか。ならかなりな大掛かりだ。前ネタにしたが、
土俵にカネが埋まってる : 酒とワラwの日々
騎手にカネ掴ませて負けを依頼するのは簡単だが、それを馬券に繋げるのは別問題だ。人気馬1頭消せる、ってだけじゃねえ。言う事聞く騎手を増やせば増やすほど確度は高まるが、バレる可能性も高くなるし。
 と、ここで発想を変えてみる。一つは、馬券で儲けるという考えを捨てた場合。例えば俺が強い馬を持ってる馬主(or近い人物)として、化け物の様に強い超一流馬が居るためどうしてもGIを獲れない、そんな時、その馬の騎手にカネを掴ます。その額が{1着賞金−2着賞金}×0.8(←日本の場合、馬主の取り分は80%なので)を下回れば馬主はプラスになる。いや、GI馬の名誉や価値上昇を考えれば、それより高くても充分アリだろう。…まあ、そこまでやるならその相手馬買っちゃう方が早いか。ダイコーターにサルノキング、日本ではこの手の話は極めてレアだが、海外では決して珍しいものではない。
 もう一つは、イギリスで商売する手だ。そのココロは、不正が働かれない限り民間バクチも正当な経済活動と認められてるからで、例えば次の選挙でどっちが勝つかとか、有名人の産む赤ん坊の性別とかがブックメーカーで普通に賭けられる。そして、ベッティングエクスチェンジも認められている。具体的には「●●が負ける方にン倍」とオッズを切り業者に申し込み、サイトに掲示する。「こんなん●●が勝つに決まっとるやろ」と思ってる人がン倍というオッズを「どこのブックメーカーよりも高いやん♪」と思えば買いを入れる、これで交渉(=賭け)は成立、仲介業者は手数料収入を得る。で、この負け馬券提示者がその馬の関係者と結託し負けさせれば儲け、と。騎手のキーレン・ファロンがこの嫌疑を掛けられた事が有るほど(裁判で無罪確定)、八百長で儲ける手段としては成功率が高く思える。
 こうしてみると、民間バクチやブックメーカーを認めない我が国の法律は、全く以て正しい事が解るというものだ。世界に誇れるな( ´-`)y-~~~

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