February 16, 2012

「短距離戦は馬券が売れない」の新説登場 http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=18255
>2012年02月16日 09:00 | フォルダ : 虎石晃
>「来週の千葉S(4歳上オープン、25日=中山ダ1200メートル)の賞金ボーダーはどれくらい? そこを除外されると出走がかなり延びてしまうんだ」
>今週のトレセン仕事は某調教師の超難問から始まった。「それは馬券野郎の管轄外です」と突き放したいところだが、物事はなんでも“ギブ・アンド・テーク”。耳寄り情報をゲットしたいなら、このような雑仕事もこなさなければならない。
>「今週のレースで除外権利を取れる馬は洛陽Sに登録があったマルカベンチャーだけ。それなりに賞金を持っていれば出走可能と判断できます」
>競馬予想よりは易しく天気予報より難しい?問題を解いてみた。それなりに納得した表情を見せた調教師だが、ここで突然、余計な考えが馬券野郎の頭をよぎった――。
>「出走過多は得てして1200メートルの芝かダート戦。こんな状況が何年も続いているのに、どうしてレース数が増えないのか」。せっかくだから逆質問してみた。
>「答えは簡単。短距離戦は馬券が売れないから。収入が少ない商品を増やすほど主催者もバカではない」と即答。「マジすか?」と当方。「マジです。ちゃんと統計を取っております」と前出の調教師は主催者気取りで言い切った。
>真偽のほどは定かではないが、妙に納得してしまう言説だ。もっとも、日本も含めて世界の競馬は短距離重視の傾向にあり、目下トレセンには出走予備軍が多数存在し、それゆえ馬房の回転が鈍り、調教師や馬主の財政が悪化している…。“売れる短距離戦”を作らねば日本競馬は疲弊していくばかりである。
>(美浦の馬券野郎・虎石晃)

 >出走過多は得てして1200メートルの芝かダート戦。こんな状況が
  何年も続いている
 >日本も含めて世界の競馬は短距離重視の傾向にあり

俺がリアルで一口馬主やってた頃は、短距離ダート血統ばかり選んでた。そのココロは短距離血統は一体に仕上がり早で(本当に身が入るのは高齢という馬はもちろん居るが)、脚部不安とかがない限り投資金額を早めに回収し易いから。それでなくても今みたいなご時世、馬主も左ウチワな大旦那ばかりではない。ばかりか本業が苦しいのを馬に助けてもらってる…などと囁かれる馬主も珍しくない。ペーパーオーナーゲームだって、一頭は短距離馬を(ダート馬でなくても良い)選ぶのがセオリーだし。生産者にとっても、短距離血統の方が産駒の計算が立つ。だからこう↑なるのは必然でもある。
 一方、純粋にバクチとして見た場合、短距離戦は怖い。何せ出遅れ一発であぼーん、長距離戦だって出遅れはマイナス材料だが、レースのペース次第では巻き返すチャンスがある。短距離戦はそんなもんない、即死だ。これはレースとして面白い・面白くないという遥か以前の問題だ、入れる額がレースの距離に比例してるのは、別に俺ばかりではあるまいて。だからこそ

 >短距離戦は馬券が売れない

なんだろうし。…まあ、JRA的には意図的に現状維持するしかないわな( ´-`)y-~~~

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