October 29, 2010

 社でスポ紙の天皇賞(秋)の馬柱見ながらあーだこーだ言い合う。馬場はどうだ展開はと何周りもして、結局「ブエナビスタさすがに3着は外さんよね」っつう結論に。
「て事はさ(馬柱のブエナビスタの上にボールペン置いて見えなくして=残り17頭はオープンな状態で)、これの馬連当てろと」
「無理」
「無理」
「無理」
「だよね」
「…日曜は海(物語=パチンコ台の機種)やるわ」
「三日後にはJBC」
「(オートレース)日本選手権」
全員回避\(^o^)/
 昔、ダービーニュースの編集長だった伊藤友康が友和企画(現・東京サラブレッドクラブの前身の予想会社部門)の新聞広告で「我々プロの予想家は全レースの予想を立てますが、本当は予想に自信の有る無しがあります」的な事を書いてて驚いたのを思い出す。昔話だが、まだ中央競馬が6枠連単制だった時代に大川慶次郎(故人)がパーフェクト的中をやって以降「プロは当たるのが当たり前、予想に自信無いなんてプロの沽券に関わる、口が裂けても言えん」てな空気が予想者側には支配的で、だからこの伊藤友康の言葉は当時としては衝撃のカムアウトだった。今でこそ専門紙の本紙予想の目の欄に『自信度B』とか有るが、昔はそんなの無かったのだ。
 まあとにかく、予想を生業とするのは大変だっつう事だ。好不調の波も有るし、好調時でも一日全レース、これ!っつうのが無い日も有る、でも予想しなければならない。競馬評論家であり馬主でもあった大橋巨泉は「一応予想はしましたけどこんなレース私はやりません、コーヒーでも飲んでた方が良いですね」てな事をニッポン放送のラジオで喋ってたが、これは巨泉が本業タレントであったから出来た発言、もし厩舎村の人間がこんな事言おうもんなら出禁ものだ。それでも、プロの予想家は予想から逃れられない。
 でもって今回、台風も加わる。そもそも開催出来るのか、順延なら月曜か、天皇賞だけ翌日曜か(こういうケースで一日二重賞は過去にも有った)、やるならやるで馬場状態は。東京競馬場は水捌けの良さに定評が有り、台風クラスの雨でも意外に悪くないという事も考えられる。インが伸びるとか外差しが利くとか、本当は当日午後のレースまで見て傾向掴んでから予想したいのに金曜(スポ紙では木曜!)に印打たなければならない。…いや大変だわさ('A`)

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