October 13, 2010

競馬コラム - netkeiba.com | 田中哲実 生産地だより 中央と地方、新たな相互発売時代へ http://www.netkeiba.com/news/?pid=column_view&no=15750
>去る10月1日発行の業界紙「馬事通信」(道新スポーツ馬事通信部)は1面トップで「中央・地方競馬に画期的相互場外時代到来」と大見出しをつけ、2年後の2012年実施へ向けて、中央競馬会と地方競馬の各主催者が相互馬券発売に関して大筋で合意に達していることを大々的に報じた。
>同紙によれば「中央は電話投票とインターネットを利用した投票システムで地方競馬の馬券を販売」し「地方側は競馬場と場外発売所で中央競馬全日の馬券を発売する」ことが実現しそうだという。
>地方競馬全国協会に問い合わせたところ、次のようなコメントを得た。
>「実は私たちもまだこの件に関しては、それほど確かな情報を持っているわけではありません。しかし、この発売体制共有化というか、相互場外化に向けては、売り上げ回復のための有効な方策として、協議が着々と進んでいることだけは間違いありません」(広報情報部長・留守悟氏)
>しかし、いきなり最初から「中央が電話投票とPATによる発売体制をすべて地方競馬にも開放する」わけではなさそうで、留守氏によれば「当面は土日の中央開催日に限り、地方の馬券も併売するという限定的な体制からスタートではないか」とのこと。
>理想的には、電話投票やPATに関しては平日の(中央非開催日の)地方発売こそ効果絶大だと思うが、将来的にはそれを目指すとしても現段階ではまだハードルが高い、のだそうである。
>一方の地方競馬は、現在展開している競馬場と場外発売施設を中央発売に開放する。「お互いに、メリットのある形でなければなりません。どちらかが得をしてどちらかが損をするような協力体制では画期的とは言い難く、ともにウインウインの関係にならなければ」とは前記、留守氏の弁だが、さてどのような具体案が発表されるものか。
>公式発表(来週あたりに予定されているとも聞く)を待ちたいと思う。
>2010年10月13日

技術面では今すぐ全場全レース相互開放可能な筈だ。だから

 >現段階ではまだハードルが高い

ってのは

 >「お互いに、メリットのある形でなければなりません」

の部分だ。かつて廃止になった新潟公営や高崎、宇都宮競馬は原則土日開催で、その末期には中央競馬併売を行っていたが、レヴェルの高いJRAに魅了された客は眼前で行われるレースに目もくれず場外モニターに釘付け→収益大幅ダウン(自場馬券の売上は丸ごと収入となるが、JRA馬券の売上は僅かな手数料しか入って来ない。JRA発売で客数が増加しても、本場馬券がそれ以上に食われたら却ってマイナスになる)。目先の小銭に飛び付き衰退を促進する愚を犯した。それからすると、二の足を踏むのも無理からぬトコロ。
 現在土日主体開催の場で高知と帯広ばんえいはナイターだからさほど問題は無かろうが、岩手金沢福山はモロにバッティングする。しかもこれらの場は全て存廃問題が挙がってて、何だったら今すぐJRA場外に転用しようとか言われかねない状況。ここをどうするか。平日開催に移行とかの調整するのか?んー( ´-`)y-~~~

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