May 09, 2010

 NHKマイルカップだが、勝ったダノンシャンティは化け物の様な強さだ。外差しの効かない東京コースで一頭だけ大外ブン回して(←他馬から不利受けたくない、という安全策は、裏を返すと余程自信が無いと出来ない)アタマまで突き抜け日本レコードって!そして引くに引けぬ形になって好位追走し、先行勢壊滅な中唯一小差4着に流れ込んだサンライズプリンスも桁違いに強い(そういう馬ですら馬券に絡めない事が有るのが、展開というものだ)。
 にしてもシャンティ、チバ『中央競馬ワイド中継』でMCの長岡さんや日刊競馬・柏木集保も語ってたが速過ぎる、斬れ過ぎる。鞍上アンカツは、NHKマイルC→ダービーとブッコ抜いたキングカメハメハ(←管理厩舎はシャンティと同じ松田国師)を引き合いに出し「キンカメはダービーは自信有ったがマイルは正直不安だった。シャンティはダービーはともかくマイルのここはキンカメの時より自信有る(←前述の安全策の裏付けだ)」と語ってて、イコール二四ドンと来い体勢ではない。でもって最終レースのサブタイトルともなった第1回マイルCの勝ち馬・タイキフォーチュンは、やはり当時衝撃的な勝ち時計を記録したが、それで燃え尽きたのか以後一勝も出来なかった。シャンティも反動が懸念される。
 まあそれはさておき、気が付いた事が有って。フジ『みんなのKEIBA』を注視してたのだがやはり今回もそうだった、レース直後カメラがブースに帰って来て川合俊一が「いやー凄かったですね(井崎)先生」とか振って井崎脩五郎や細江純子が一言コメントし福原アナが「ではVTRです」てなって、福原アナがポイントポイントを挙げて先生らに振る、V終わりでカメラがブースに戻る、ここまでの間優木まおみは一言も喋らんなと。番組起用時、優木まおみは競馬ド素人で、でもまあ「頑張ります」的な事は言ってた。それから数ヶ月、競馬についてちゃんと勉強してたら、競馬好きになってたらそろそろ何かしら言いたくなってる筈で、でもそんな素振りは微塵も見せない。

 ●半可通な事を口にしてイタいと思われたら悔しいから黙ってる
 ●自分は進行に徹するだけ、競馬に詳しくならなくても特段構わない

常識的には後者っぽいよな('A`)
 オートレースにはマスコット嬢を置いてる場が有って、彼女達は芸能人つっても優木まおみ基準だと限りなく無名の存在で、でもせっかく物にした仕事だから頑張ろうと本人なりに勉強し、本当にオートを好きになってくれたから、総じてオートファンの受けも良い。これはオートファンがオネーチャンに甘いっつう事では決してなく、CSのアシ嬢やテレ玉『バッハプラザ』のレポーターで「ナメとんのかオートを」と叩かれた人も居た。で、競馬だが、ほしのあきや若槻千夏は多くの競馬ファンから叩かれた。確かに純粋に競馬番組として見た場合ウザい場面も少なからず有ったが、でもこの2人は本当にズブの素人からスタートしたが本当に競馬を好きになってくれて、あと中継番組ではないが安田美沙子とか今井りかとか、こういう姿勢はオートも打つ競馬ファンとしては好感持てるし「何も競馬ファンそこまで叩かんでも」っつう気になる。で、優木まおみのこのスタンスは競馬ファン目線ではどうなのか?

 ●その競技を本当に好きだけど、あんまり上手くない(or喧しい、
  ウザい)人
 ●番組は完璧にこなすがその競技(ヘタすりゃギャンブルそれ自体)
  を好きでも何でもない人

どっちが好ましいか、は上手くなさや競技バカにしてる度合い次第、結局程度問題で一概には言えなかろう。でもほしのあきや若槻千夏が一方的に叩かれてるのには釈然としないんだよな( ´-`)y-~~~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字