December 02, 2009

 競馬の特別競走名には地名や花の名のレース名も有るが、新聞社やTV局名のレースも有る。競艇競輪オートは競馬と違い原則3〜6日間のトーナメント制で、『〇〇杯』とかの冠はその節全体に掛かる。いわゆるヒラ開催は『川口市営第10回2節』とかでも別に問題無いが、いかにもヒラ臭がして味気無い、てんで担当者が駆け回り協賛者を募る事になる。協賛つってももちろん賞金出す訳じゃない、副賞つうか記念品だ。今春の大宮競輪だったか西武園だったか、アサヒビールカップを優勝した上田浩にはスーパードライ1年分が贈られた(←テレ玉『バッハプラザ』で言ってた)。ここでも新聞社やTV局名のレースも有るが、まさか無料購読1年分とか貰っても嬉しくないだろうし、普通の記念品になる。毎日王冠は文字通りの王冠、東京スポーツ杯は高い置時計と昔何かで読んだ記憶が有る。
 さて、故・リアルスポーツ(=旧・内外タイムス)。中央競馬では3月中山のダート千八の準オープンが内外タイムス杯だったが来年以降はどうなるのか?…まあ、適当なレース名でっち上げるんだろうけど。今夏、大井競馬や船橋オートではリアルスポーツ杯やってたが、開催日程の年度の関係でまだこれからのトコも有る筈、そういうのはどうなのか?と調べてみたら来週の多摩川競艇がそうだった。

 競艇オフィシャルWeb http://www.kyotei.or.jp/infomation/news/200911/26_001.html

どうなるんだコレ。会社更正法とかでなく自己破産だから資産価値有る物は全て管財人の管理下、会社名義の副賞なんか贈れっこない。当日来場予定だったお偉いサンが自腹切るのか。いや、それやったら、表彰式の場に債権者がどこからともなく現れ
「そんな金が有るのならー、内外タイムス社はー、債務をー」
とかシュプレヒコールしまくって、優勝選手も居たたまれなくなって
「いや、あの、ここまでしてもらわなくても、その」
「いやいや気持ちですから!これは遠慮無く受け取ってもらって」
とか押し問答してる最中にも
「我々はー!断固としてー!」
とかの修羅場ならんのか。やー、一大スペクタクルだなこりゃ、ぜひ生で見たい…って、優勝戦月曜かぁ('A`)

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