October 14, 2009

 テレ朝『アメトーーク!』で自転車芸人の回が有ったが、ああいう格好でああいう自転車に乗ってる人というのをほとんど見ない。メッセンジャーなら以前はたまに見掛けたが、それも不景気のせいかめっきり消えた。ブームだそうだが、本当にそうか?3年前5年前に比べれば愛好家は増えている、というのは解るがそれでもランナーより一桁二桁少ない筈だ。一般的な雑誌でたまに取り上げられる様にはなって来たが、少なくともTVの情報番組やニュースでトレンドとしてしょっちゅう取り上げられるレヴェルではまだまだない。山手線の内側は空気汚いとか道路事情は自転車に向いてないとかの理由で俺の目に触れないだけで郊外では凄いのか。単に時間帯か。判らん('A`)
 まあとにかく、外回りの合間に入った書店で、TARZANが自転車特集だったのに目が留まり、手に取ってみた。新車ガイドには「高っ!」と思ってしまったが、これは趣味への理解度だろう。PCとi-podで音楽聴く人はパワーアンプ片チャンネルだけで百万と聞いたらやはりそう感じるだろうし、子供の送り迎えと買い物で軽運転するだけの人にはチューンアップやドレスアップに金掛ける人を理解出来ないだろう。だからそれは良い。それは置くが、にしてもつくづく縁遠い世界だと感じた。あまりにも健全。俺の興味の範疇である競輪とは、同じ自転車であっても全くの別世界('A`)
 日本人は基本的に農耕民族とされ、そこではギャンブルは悪とされた。毎日働かないと収穫出来ないからだ、ちょくちょく抜け出して遊ばれる様では困る(今の農業はもちろん違うが、江戸時代辺りまでの非科学的農業ではそうだった)。そういうDNAが受け継がれてればこそ、今の普通の会社員でも、諸外国が驚くほどに勤勉なのだ。だからギャンブルやらない人はナンボ言ってもやらない。3競オートの場外設置申請に我先に反対運動するプロ市民、とかじゃない普通の市井の人もやんない人はやんない。何故なら、それが日本人の気質だからだ。
 話モトイ。競輪界は十何年前からか、何故か、自転車競技や(今ブームであるらしい)市井の自転車乗りをターゲットとすべく、制度やルールを改正し競輪に引き込もう的アプローチをして来た。既存の車券客頼みでは漸減傾向は免れないし…てのは解る。けど、結果論だけど、そこをターゲットにしたのは明らかに間違いだった。どうやったって車券買わない客層なんだもの。もうお互い不可侵条約結んで、ソッとしときましょ( ´-`)y-~~~

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